福井県で利用できる「ふくアプリ」でデジタルクーポンを配信 第1弾として飲食店など37店舗で利用が可能

 福井県で暮らす人や県を訪れる人を対象にデジタル通貨やデジタル決済などのサービスを提供するスマートフォンアプリ「ふくアプリ」は、県内の飲食店などで利用できるデジタルクーポン「ふくアプリクーポン」の提供を始めた。

 第1弾として配信するのは、飲食店や温浴施設、ガソリンスタンドの37店舗で使える6種類のクーポンで「会計10%オフ」といったサービスが受けられる。

 「ふくアプリクーポン」のスタートを記念し9月30日まで、クーポンを利用した人の中から抽選で1000人に「ふくいでタマるサイフポイント『ふくタマポイント』」1000円分が当たるキャンペーンを行っている。クーポンを利用するほど応募口数が増えて当選確率が上がる。抽選は7月期、8月期、9月期に分けて行い、各応募期間の翌月中にポイントを付与するという。ポイントを利用できる店舗は「使えるお店検索」で確認できる。

 「ふくアプリ」は、福井新聞社(福井市)が企画主体となり、ふくいのデジタル(福井市)が2022年10月に始めた。23年11月から福井県の全県一区型デジタル地域通貨「ふくい はぴコイン」を運営しており、地域活性化施策を支援する機能をオールインワンで備えている、としている。