子育て支援で12団体、10研究者を表彰 住友生命

内閣府特命担当大臣賞「タウンスペースWAKWAK」(大阪府高槻市)

 

 住友生命保険(大阪市)はこのほど、子育て支援に取り組む団体・個人や子育て研究活動の両立に努める女性研究者を表彰する同社の「第18回未来を強くする子育てプロジェクト」の受賞12団体と女性研究者10人を発表した。

 子育て支援部門の「スミセイ未来大賞」は、子どもたちの居場所づくりに取り組む「タウンスペースWAKWAK」(大阪府高槻市)と外国にルーツを持つ子どもらに日本語を教える「外国から来た子ども支援ネットくまもと」(熊本県合志市)の2団体が選ばれた。副賞は100万円。「スミセイ未来賞」は10団体で、副賞は50万円。

 「スミセイ女性研究者奨励賞」の受賞者10人には、年間100万円を上限に助成金を2年間(2025年4月~27年3月)支給する。

 未来を強くする子育てプロジェクトは2007年から実施。これまで194の団体・個人の子育て支援活動と、171人の女性研究者を表彰、支援してきた。今回は子育て支援部門209組、女性研究者部門139人の応募があった。詳細は住友生命ホームページ。