エディオンが広島で「ふれあいフェスタ」開催  サッカー森保監督が登壇、交流促進で“ふるさと”に貢献 

 

 家電量販店大手のエディオン(大阪市)は8月10日、広島市内のエディオン蔦屋家電とMOVIX広島駅で「ふれあいフェスタ」を開いた。地元広島のプロサッカーチームの選手、監督として活躍した森保一・サッカー日本代表監督を招いたトークイベントなどが行われた。 

 森保氏は広島市内に昨年開業したサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」について「ピッチとサポーターの距離が近く、情熱を感じながら試合を戦える空間で、すばらしいスタジアム」と称賛。また、被爆地となった広島を念頭に長崎と広島の平和記念式典に参加したことに触れ「生きたくても生きられなかった方々の命を考え、今を一生懸命生きないといけない。そして、日本の宝である子どもたちの未来のために、自分がしてもらったことをしっかり伝えていきたい」と述べ、その気持ちを川柳「今を大切に 未来への バトンを渡す これからも」として表現した。 

 会場の子どもたちの質問にも答え、「好きな選手はハーランド、バルセロナのヤマル」「多い時には1日15試合ぐらい見ている。日本代表でプレーしたいと思って頑張っている選手の姿をしっかりと見て(日本代表を)決めないと選手に申し訳ないから」などと回答した。 

 会場には、参加者の交流を促進する狙いで、「みんなで参加し、作り上げる」をテーマに募集した写真やイラスト、川柳などの作品を展示。全国の小学生を対象に募集した「未来の家電イラストコンテスト」の授賞式と作品展示も行い、3人の小学生が大賞を受賞した。 

 ふれあいフェスタは、エディオンの創業地の一つである“ふるさと広島”への地域貢献活動の一つとして実施した。