「ベストストーリーテリング賞」に大阪産大付高 全国高校ダンス選手権、漢検協会が審査

大阪産業大学附属高等学校「人為/いつわり」


 日本漢字能力検定協会(京都市)は、漢字二文字によるテーマの表現を競う第12回全国高等学校ダンス部選手権(DANCE CLUB CHAMPIONSHIP、8月開催)で新設された特別賞「ベストストーリーテリング賞」の審査に協力し、大阪産業大学付属高(大阪市)の「人為/いつわり)」を初代受賞校としたと発表した。

 「漢字への理解をどのように表現するのか」という観点で審査したといい、「『人』と『為』を組み合わせると『偽』になることに着目し、『気づかぬうちに良い顔ばかりする仮面』に現れる偽善性をクローズアップする視点が秀逸と感じられた」と評価した。

 同選手権は、エイベックス・アライアンス&パートナーズ(東京都港区)が主催。「ベストストーリーテリング賞」は「漢字への理解や独創性・表現力といった観点を評価基準」として新設された。